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2026年4月20日

マーケティングにおける情報の認知とは

マーケティングにおける認知の位置づけ

マーケティングにおける「認知」とは、消費者が企業・ブランド・商品・サービスの存在を知り、頭の中に記憶する段階を指します。これは購買行動の出発点であり、見込み顧客との最初の接点です。

どれだけ優れた商品でも、存在を知られていなければ購入候補には入りません。そのため認知は、販売促進やブランド構築の前提条件となります。

一般的なマーケティングファネルでは、認知は最上流に位置づけられます。

  • 認知(Awareness)
  • 興味・関心(Interest)
  • 比較・検討(Consideration)
  • 購買(Purchase)
  • 継続利用・推奨(Loyalty / Advocacy)

つまり認知は、顧客獲得プロセス全体の入口です。

マーケティングにおける認知の目的

認知活動の目的は、単に「知られること」ではありません。主な目的は以下の通りです。

① 市場での存在感をつくる

競合が多い市場では、まず消費者の記憶に残ることが重要です。認知されることで選択肢に入ります。

② 購買候補に入る

消費者は、知っているブランドから比較検討する傾向があります。認知は購買候補入りの条件です。

③ 信頼形成の第一歩

何度も接触することで安心感や親近感が生まれ、ブランド信頼につながります。これは「単純接触効果」とも関係します。

④ 中長期的な売上基盤づくり

今すぐ買わない層にも認知されていれば、将来ニーズが発生した際に想起されやすくなります。

マーケティングの認知の重要性
① 売上の起点になる

認知されない商品は売れません。購買行動は「知ること」から始まります。

② 競争優位を築ける

先に認知を獲得したブランドは、市場で優位に立ちやすくなります。たとえば Coca-Cola や Apple は、強い認知が継続的な選好につながっています。

③ 指名買いを促進する

価格比較ではなく「このブランドが欲しい」と選ばれる状態を生み出します。

④ 広告効率が高まる

既に認知されているブランドは、広告接触時の理解・反応が速く、CV(コンバージョン)率向上にもつながります。

購買行動プロセスモデルの種類と認知施策の代表例
4-1. AIDMA(アイドマ)モデル

伝統的な購買行動モデルで、マスメディア時代に適した考え方です。特徴としては、テレビCM・新聞広告・雑誌広告など、一方向の情報発信が中心です。最初の「Attention」が認知そのものです。

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Desire(欲求)
  • Memory(記憶)
  • Action(行動)

新しい飲料のテレビCMを見る
→ 気になる
→ 飲みたくなる
→ 店頭で思い出す
→ 購入する

4-2. AISAS(アイサス)モデル

インターネット時代に対応したモデルです。特徴としては、消費者が自ら検索し、購入後にSNSやレビューで共有します。認知後すぐ検索行動に移るため、SEOや公式サイト整備が重要です。

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Search(検索)
  • Action(行動)
  • Share(共有)

iPhone の広告を見る
→ 興味を持つ
→ 口コミや比較記事を検索
→ 購入
→ SNS投稿する

4-3. SIPS(シップス)モデル

SNS時代の共感・参加型モデルです。特徴は、広告を見るより、共感できる投稿やストーリーが起点になります。認知は「広告接触」ではなく「共感接触」に変化しています。

  • Sympathize(共感)
  • Identify(確認)
  • Participate(参加)
  • Share & Spread(共有・拡散)

環境配慮ブランドのSNS投稿を見る
→ 共感する
→ ブランドを調べる
→ キャンペーン参加
→ 拡散する

4-4. AISCEAS(アイシーズ)モデル

AISASをさらに発展させた双方向型モデルです。特徴は、高額商品や慎重な購買に向いています。認知後の比較検討プロセスが長いため、継続接触が重要です。

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Search(検索)
  • Comparison(比較)
  • Examination(検討)
  • Action(行動)
  • Share(共有)

Toyota Prius の広告を見る
→ 興味を持つ
→ 検索
→ 他車種と比較
→ 試乗・検討
→ 購入
→ レビュー投稿

マーケティングの認知の主な施策(代表例)

① SNSの利用

代表的な認知施策の一つです。Instagram、X、TikTok、YouTube などで情報発信します。
SNSでの情報発信の例としては新商品の動画投稿、キャンペーン、インフルエンサー施策など。

効果

  • 拡散力が高い
  • 若年層へ届きやすい
  • コメントで双方向コミュニケーション可能
  • 低コストで始めやすい
② プレスリリースの配信

新商品発売・提携・イベント情報などをメディア向けに発信する手法です。例えば、新店舗オープン、新サービス開始、資金調達発表などにあたります。

効果

  • ニュース掲載による信頼性向上
  • メディア露出拡大
  • BtoB認知にも強い
③ Web広告

検索広告、ディスプレイ広告、動画広告など。

効果

  • ターゲットに絞って配信できる
  • 効果測定しやすい
  • 短期的に認知拡大しやすい
④ インフルエンサーマーケティング

影響力のある個人を通じて認知を広げる施策です。よくある実例としては、美容系YouTuberがコスメを紹介するなどが上げられます。

⑤ イベント・キャンペーン

リアルイベント、展示会、ポップアップストア、SNSキャンペーンなど。リアルな体験を通じて強い印象を残せます。

まとめ

マーケティングにおける認知は、顧客との最初の接点であり、すべての購買行動の起点です。
AIDMAからAISAS、SIPS、AISCEASへと進化する中で、認知の手法も広告中心から検索・SNS・共感・参加型へ変化しています。現代では、SNS運用・プレスリリース・Web広告・口コミ設計を組み合わせ、多面的に認知を獲得することが重要です。
弊社では、自社の商品やサービスを認知させるための施策をフェーズに沿って、ご提案いたします。
自社の商品やサービスが、なかなか認知されないなどお困りでしたらお問い合わせください。

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