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2026年6月4日

25年間で見えた、ホームページで成果が出る企業の共通点

2000年の起業から、デザインプロダクションとしてさまざまな制作に携わってきました。ホームページは黎明期のWeb1.0の時代から20年以上、多くの企業サイトの制作や運営・運用に携わってきました。

業種も規模も様々ですが、成果が出る企業には共通点があります。それは、デザインが優れている企業のホームページでも、予算をかけて作った企業ホームページでもありません。むしろ、ホームページの見た目や予算でもなく、企業の考え方や取り組み方に共通する特徴が見られます。今回は、長年の経験から感じている「ホームページで成果が出る企業の共通点」をご紹介します。

コラム

起業した2000年当時、まだMacにモデムは内蔵されおらず、外付けのモデムを介したアナログ回線によるダイヤルアップ接続でした。しばらくして、回線速度としては64kbps〜128kbpsで当時としてはなかなり高速なISDNのサービスが始まり。その後、Yahoo! BBのような常時接続のADSLサービスが始まり、「時間制限なし」「使い放題」のウエブの新しい時代が始まりました。ちょうど携帯の情報サービスiモードが普及し始める頃です。

ホームページを営業ツールとして考えている

成果が出る企業は、ホームページを単なる会社案内として捉えていません。「誰に見てほしいか」「どのような問い合わせを獲得したいのか」「問い合わせ後にどのような提案を行うのか」などのユーザーの行動と対策のインプットとアウトプットを明確に考えています。
一方、成果が出にくい企業は、「とりあえず新しくしたい」「競合がリニューアルしたから」という理由で、制作のご相談をいただくことが多いように思います。ホームページは作ることが目的ではなく、作ったものをどのようにして事業の成果につなげるかが目的になります。

経営者自身が制作に関わっている

特に中小企業では、この違いが大きく表れます。ホームページで成果が出る企業は、経営者や事業責任者が、制作初期の打ち合わせから参加しています。
企業の方向性や強み、お客様への想いは、現場担当者だけでは十分に伝えきれないことがあり、企業の本質を一番理解している経営陣が参加する必要があります。
それが、総務担当者に任せきり、制作企業に丸投げ、社内で責任者がいないケースでは、本質が語れない特徴のないホームページになるのは当たり前です。
この時代、社名を入力してサイトを検索するのは当たり前で、ホームページは企業の顔と言えます。いわば、第一印象を与えるのがホームページで、経営者の考えが反映されているサイトほど、魅力が伝わりやすくなります。

自社の強みを言語化できる

制作のお打ち合わせの際に、「御社がお客様から選ばれている理由は何ですか?」という質問をすることがあります。
ホームページの成果が出る企業は、この質問に比較的スムーズに答えられます。例えば、「技術力」「対応スピード」「専門分野」「サポート体制」など、自社の価値や強みを理解し、言語化できています。一方、選ばれる理由や強みを言語化できない企業の場合、伝えるべきポイントが曖昧で明確に伝えられず、ホームページも抽象的になります。
まずは自社の強みを整理することが、成果につながるホームページづくりの第一歩です。

写真や事例を大切にしている

弊社が制作したサイトの中でも、成果が出ている企業はホームページに使う写真や事例紹介のコンテンツを大切にしています。「実際のお客様の声」「施工事例」「導入実績」「スタッフ紹介」「社内の様子」などの情報は、対外的に企業の信頼性を高めます。特にBtoB企業では、問い合わせ前に「信頼できそうか」を確認しているケースがほとんどです。どれだけデザインが優れていても、実績や企業像が伝わらなければ成果にはつながりません。

公開後も改善を続けている

これが、成果が出る企業に共通している最大の特徴かもしれません。企業のホームページは公開して終わりではありません。アクセス解析を確認し、問い合わせ内容を分析し、必要に応じてページを改善する。この積み重ねが成果の差になります。
実際に長期間成果を出している企業ほど、「まず公開して、そこから改善していこう」という考え方を持っています。逆に「公開したからもう大丈夫」という考えに陥ると、徐々に情報も古くなり、競争力も低下していきます。

ホームページの成果は企業の姿勢に表れる

25年間、多くの企業サイトに携わってきて感じるのは、ホームページの成果は技術やデザインだけでは決まらないということです。
成果が出る企業は

  • 目的が明確
  • 経営者が関与する
  • 強みを理解している
  • 信頼情報を積み上げる
  • 改善を続ける

という共通点を持っています。ホームページは企業そのものを映す鏡です。もし今、ホームページの成果に課題を感じているのであれば、デザインやSEOだけでなく、まずは自社の取り組み方を見直してみることも大切かもしれません。

結局のところ、ホームページで最も成果を出している企業は、デザインや見た目を気にする企業じゃなく、公開後の改善を続けている企業ということです。
どのような行為についてもPDCAサイクルは必要ということです。ホームページ運用にも、計画>実行>評価>改善が必要です。
PDCAサイクルを回し続けて、資産でもあるホームページが育ち、確実な営業ツールとして開花し、採用サイトとしても有効な働きをします。

等身大の自らの姿を絶えず更新して公開する企業のホームページこそ、本当の意味のホームページであり、人を引き付け、効果のでるホームページになります。

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